プロペトは赤ちゃんの顔や唇に塗っても大丈夫?副作用はあるの?
プロペトはお子さんがいるご家庭なら一度はお医者さんから処方されたことがある物ではないでしょうか?
ただ自分ではなく子供に塗るということで少なからず躊躇してしまっている親御さんもいるかと思います。私もその1人でした。
乾燥肌の赤ちゃんから大人にまで使えるプロペトですがどのような保湿剤なのでしょうか。
プロペトってところでどんな物?
プロペトは小児科や皮膚科などでも湿疹が出た時によく処方されるものですが,お薬ではなく保湿剤として用いられている油脂性クリームなのです。よく弱いステロイド剤(ロコイド・キンダベートなど)と混ぜて出されることもありますよね!?
プロペトは実は石油から出来ているワセリンを更に精製して作られたものです。
精製の度合いによって
黄色ワセリン<白色ワセリン<プロペト<サンホワイト
というように分けられています。
白色ワセリンがドラッグストアで50g400円に対してサンホワイトは楽天で見た限りでは約1000円ほどするので精製されて純度が高くなっている分値段も高くなっています。ただ、ワセリンプロペトに比べ匂いも無く症状が良くなったかもというレビューが多くありました。
上記がサンホワイトです。
これら全ては肌に浸透はしなく、肌に膜を貼って乾燥を防いでくれるという性質があります。
プロペトは赤ちゃんの顔や唇に塗ると危険なの?
プロペトはワセリンを更に精製したものですが、ワセリン自体は石油から作られているのでどうしても科学的なものなので赤ちゃんに使っても大丈夫なのかな?という疑問が実は私にもありました。
ただ、上記の純度の割合を見るとプロペトは保湿に良いとされている白色ワセリンよりも純度が高く良い物になっています。
実際眼科用にも用いられています。
ですので目に多少入っても大丈夫というということで、赤ちゃんの顔や唇に塗っても問題は無いといえます。
プロペトの効果的な塗り方は?
プロペトはワセリンのゼリー状の部分を更に精製してできた物です。
一応油の成分ですので塗り過ぎには注意です。ベトベトの状態ですと赤ちゃんの肌が皮膚呼吸できなくなってしまいます。
ですのでいっぱい保湿しなきゃ!と多く塗るのではなく、優しく薄く広げるように塗ってあげて下さい。
そうすることで肌をしっかり乾燥から守ってくれます。^^
プロペトには副作用はある?
プロペトは安全とは言われていますがやはり肌に合わないお子さんも少なからず出てきます。
その症状としては塗った後に
- かぶれ
- 赤み
- 色素沈着
が出てくる場合もあります。
ですので塗る前に二の腕や手の甲などに少し塗ってみて反応があるかないか確かめてから顔や唇などに塗ることをおススメします。
赤ちゃんにはないかと思うのですが脂質性のニキビのばあいは油でフタをしてしまう状態になるのでニキビが悪化してしまう場合があります。
アトピー性皮膚炎の場合はお風呂を上がったあとに体を拭いてすぐにプロペトを塗ってしまうと体の中に熱がこもってしまってかゆみが更に出てくる場合があるので注意が必要です。
まとめ
いかがでしたか?石油から作られているということで警戒していた方もいらっしゃるかと思いますが、プロペトは使い方を間違わなければとても高い保湿をしてくれるものなのです。
赤ちゃんや子供というのは肌がプルプルしているので乾燥などは無縁などでは?とも思うのですが実は結構乾燥しやすいのです。
ですので冬場はもちろんですが夏場も日に焼けたりして乾燥してしまう場合があります。
プロペトは多少ベタベタするので夏場はあまり塗りたくないかもしれませんが、更に純度の高いサンホワイトに変えてみるなどお子さんの保湿を考えてみてくださいね(*^^*)