子供の脱腸(鼠径ヘルニア)の原因や症状は?手術することも!

子供,脱腸,鼠径ヘルニア

脱腸という言葉は聞いたことがありますか?

最近友人に会った時に、下の子が鼠径ヘルニアでもうすぐ手術しなくちゃいけないんだ~と言っていて私には聞き慣れない病名だったので勉強がてらちょっと調べてみました。

ヘルニアというと腰が痛くなる症状を想像するのですが全く違います(^_^;)

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子供の脱腸(鼠径ヘルニア)の原因や症状は?

小児そけいヘルニアとは

足の付け根から恥骨にかけての鼠径(そけい)部分の筋肉の膜が破れて、おなかの中の内臓(とくに腸)の一部が体の外側から見て分かるくらいに皮下に飛び出す病気のことをさします。

聞き馴染みのある言葉で言うと脱腸です。

 

子供のヘルニアは20人に1人がなるといわれるほど多い病気です 。

胎児の時に、そけい部にある腹膜鞘状突起(ふくまくしょうじょうとっき)という袋が閉じきらずに生まれてきたことが原因となっていることがほとんどです。つまり先天的な原因が子供には多いですね。

大半は、1歳6ヶ月検診や3歳検診の際に指摘されることが多く、赤ちゃんの場合は泣くとお腹に力が入りますよね?その時に足の付け根が膨らんでくるため、オムツ交換などであれ?と気づく場合もあります。

子供の鼠径ヘルニアの男女差はある?

大人よりは男女差は少ないですが、どちらかというと男の子のほうが女の子より4倍ほど多いようです。

男の子の場合はそけい部あるいはそけい部から陰嚢にかけて、やわらかいふくらみが見られることで発見されます。入浴時や泣いたとき、立ち上がったときなど腹圧がかかったときにだけふくらむこともあります。

右側の割合が多いようですね。

 

女の子の場合は、主に出てくるのは小腸が多いのですが、卵巣が出ることもあります。

その場合は豆のようなしこりで、この場合は親が戻して上げれば問題はなく、6ヵ月くらいまでに自然と治っていることが多いです。

戻らなかったり痛みがある場合は早めに小児科に受診したほうが良いですね。

 

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子供の脱腸(鼠径ヘルニア)は早めに手術したほうがいいの?

子供のヘルニアの場合は自然治癒することもありますが、ほとんどの場合手術をした方がいいと考えられています。

 

それはやはり元々ある位置から出た腸が戻らなくなる場合もあるためです。

戻らなくなった状態を、嵌頓(かんとん)ヘルニアと呼びます。

嵌頓ヘルニアは、出てしまった腸が脱出部(ヘルニア門)でしめつけられてしまう為に腸閉塞(ちょうへいそく)になり、腸管の血行が著しく悪くなった場合には、腸が破れて非常に危険な状態になることもあります。

女の子で卵巣が出た場合は、卵巣が壊死におちいる危険もあるので、ヘルニアと診断されたら早めの手術を受けることが基本となっているようです。

 

子供の場合は殆どが全身麻酔で行われます。

友人の子供も4歳なのですが全身麻酔と言っていました。(咳や鼻水などの風邪症状がある場合は延期になるようです)

入院期間は2~3日が標準とされているようです。

ただ、一部の病院では日帰り手術も行われていて、健康保険も適用される病気です。

 

手術時間は片側15~30分ぐらいになるようです。

 

手術する病院は必ず小児外科のある所を選びましょう。

鼠径ヘルニアは小児外科であつかう病気のうちでかなりの割合を占めるようです。ですので専門医にとっては比較的容易な手術とされています。

 

専門医にとっては下腹部のヘルニアのでているところを1~2cmほど切って、ヘルニアの袋を取りだしその根元を縛るものなのでそれほど難しいとはされていないようですが、経験や子供に対しての知識がない場合、ヘルニアの袋に接して存在する睾丸を養う血管や、将来精子を運ぶ精管を傷つけますと睾丸が萎縮し発育が不良になったり、将来不妊になる恐れがあったりと決して簡単ではないのです。

 

なので子供の手術の経験が豊富な小児外科専門医のいる病院で受けたほうが絶対的に良いですね。

 

手術後は、生活の制限はほとんどありませんが気をつけることとして

  • しばらくは激しい運動は避ける
  • しばらくはなるべく重いものは持たない

この辺りだけ気をつけて過ごしましょう。

まとめ

鼠径ヘルニアの場合は風邪のようにそのまま安静にしておけば良くなっていくものではないようですので、子供の体に普段と違うふくらみがある、その膨らんだ部分を痛がっているなどしている場合は早めにかかりつけの小児科を受診しましょう。

ほっておくと必要な臓器が使えなくなり、これからの生活にかなり支障をきたしてしまう場合もあります。

オムツ替えの時、一緒にお風呂に入った時、毎日のチェックが安心ですね(*^_^*)

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